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1分で分かる「B/L」と「Sea Waybill」の違い!例を交えてわかりやすく解説

この記事では、「B/L」と「Sea Waybill」の違いを分かりやすく簡単に解説します。

「B/L」とは?

B/L(Bill of Lading)は、船荷証券のことを指します。航空貨物ではAWB(Air Waybill)と呼ばれるものに相当します。B/Lは、貨物の出荷元や出荷先、積載港などの詳細情報を含んだ書類であり、貨物の所有権の移転や輸送契約を証明するものです。

「Sea Waybill」とは?

Sea Waybill(シーブウェイビル)は、船舶運送証券のことを指します。B/Lと同様に、海上輸送での貨物の出荷元や出荷先、積載港などの詳細情報を含んだ書類です。ただし、Sea Waybillは貨物の所有権の移転を証明するものではなく、貨物の現物受け渡しを証明するものです。

「B/L」と「Sea Waybill」の違い

B/LとSea Waybillの違いは、主に貨物の所有権の移転の有無です。B/Lでは、貨物の所有権が移転することが証明されますが、Sea Waybillでは所有権の移転は行われません。また、B/Lは発行後に改変することができますが、Sea Waybillは発行後に改変することはできません。

「B/L」の例文

以下は、「B/L」の例文です。

– 出荷元: ABC株式会社
– 出荷先: XYZ株式会社
– 積載港: 東京港
– 輸送船舶: XYZ号
– 輸送期間: 2022年1月1日〜2022年1月10日

「Sea Waybill」の例文

以下は、「Sea Waybill」の例文です。

– 出荷元: ABC株式会社
– 出荷先: XYZ株式会社
– 積載港: 東京港
– 輸送船舶: XYZ号
– 輸送期間: 2022年1月1日〜2022年1月10日

まとめ

B/LとSea Waybillは、船荷証券と船舶運送証券のことを指します。B/Lは所有権の移転を証明する書類ですが、Sea Waybillは現物受け渡しを証明する書類です。